果物としてぶどうは人気の果物。
その中でも小粒であるのに甘味が強いデラウェア(原産地であるアメリカのオハイオ州デラウェアであるところから由来)
手ごろで、食べやすくて特によく食べられているものですよね。
秋にはたくさん八百屋さんやスーパーに並べられています。
その、ぶどうの中のデラウェアは、
「小さいし赤ちゃんのサイズにぴったりなんだけど離乳食にはむいているの?」
「アレルギーについて心配・・・。」
など、赤ちゃんに与えるのに不安に思っている人も多いことと思います。
そんな心配や疑問を解決するために、デラウェアについて解説します!
離乳食のぶどう デラウィアは赤ちゃんにあげていいの?
デラウェアは、生後5~6ヶ月頃の離乳食初期(ゴックン期)から与えてもいいと言われております。
しかし、デラウェアは、1粒1粒が小さいとはいえ、つるーんと飲み込みやすいというものであるため、一気に飲み込んでしまい、のどつまりや窒息してしまうという危険性はちょっと高い果物であるともいえます。
一気に飲み込むことについては気を付けなければなりません。
小さいし種がないので、「皮をむいてそのままで大丈夫」と過信せず、フォークなどでちょっとつぶしてあげたほうが安心です。
つぶしにくい場合には、包丁で細かく切ってあげましょう。
また、デラウェアは「種なし」であるとみんなが認識ているぶどうの一種ですが、すごくまれに、小さな種が残っているっていうこともあります。
赤ちゃんが種を飲み込んでしまったとしても、おそらく消化されずにそのまま出てくると思いますが、心配な場合は取り除いておいたほうがいいかもしれませんね。
・・・小さいからわかりにくいですが・・
赤ちゃんの為、手間をかけてあげましょうね。
赤ちゃんに与える食べ物は、「どれもこれも加熱したほうがいいのかな?」って考える人も多いですが果物について加熱は不要みたいです。
しかし果物を加熱すると、酸味が抑えられて甘味が増し、さらに全体的に柔らかくなるので赤ちゃんにとっても食べやすくなります。
雑菌を除去することについても加熱は有効手段ですよね。
まだまだ抵抗力の弱い赤ちゃんの為、いろいろ考えなければなりませんね・・・
デラウェアは離乳食として冷凍できる?
ぶどうは、秋から冬の季節に限られており、年中食べられるものではありません。
ですが、実はぶどうは冷凍ができるのです。
房からデラウェアの実を全て取り、水洗いをして、水気を切り、冷凍保存用の袋に入れ、そのまま冷凍庫へ入れておくと「食べたい時に」「食べたい分だけ」冷凍庫から出し、自然解凍でいつでもおいしく食べられます。
一度凍らせることで、冷凍庫内でつぶれるのを防ぐことができますよ。
離乳食のぶどう アレルギーは大丈夫?
加熱されたものと比べて非加熱の方がアレルギー反応を起こす可能性が高くなります。
アレルギーを引き起こす原因は、概ねタンパク質であり、熱を通すことで変化します。
加熱しているジャムなどならアレルギー反応がでることがないみたいですが、生で食べたらアレルギーが出たという話は時々聞きます。
加熱することで、ぶどうに含まれる、ビタミン類が減少したり、風味がなくなってしまう可能性もあります。
ぶどうがアレルギーを起こす食品であるという認識は今のところ言われてはいませんが、まれに反応が出ることがあるので、食べさせるときは十分に注意を払いましょう。
もし、ぶどうを食べて何かしら症状が出た場合『口腔アレルギー症候群』といって、食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。
まれに嘔吐や下痢、全身に蕁麻疹(じんましん)、呼吸困難といった重症になる報告もあるようです。
食後1時間程度は赤ちゃんの口周りや、お腹の調子に変化が無いかよく観察が必要ですね。
ぶどうを食べてから急にお腹がゆるくなったり、吐き戻してしまった場合にはすぐに食べさせるのをやめて他の症状(発熱や呼吸困難など)がないかもよく観察が必要です。
まとめ
ぶどうの中で小さく食べやすいデラウェア、甘味も強く人気がありますよね。
いろいろと調べて、赤ちゃんに安全に食べてもらいたいものですよね。
どの食品もアレルギーなどの発生の可能性が0ともいえないので、安全に気を付けながら
食べさせてあげてくださいね。
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