
赤ちゃんをお風呂に入れるときってどんな風に抱いていますか?
違う抱き方をして赤ちゃんをお風呂に落としてしまったら大変ですよね。
でも、お風呂のときの赤ちゃんの抱き方が分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで赤ちゃんをお風呂に入れるときの抱き方やもしお風呂に赤ちゃんが落ちた場合などについてご説明いたします。
赤ちゃんのお風呂での抱き方って?
赤ちゃんをお風呂に入れるときの抱き方は、まず左手の親指と中指で赤ちゃんの両耳を押さえて、手のひらで頭を支えるようにします。
これは赤ちゃんの耳にお湯が入ることを防ぐためです。
右手はどうするかというと、右手のひらに赤ちゃんのお尻を乗せて、親指で赤ちゃんの左足の付け根を軽く押さえます。
そして、そのまま抱きかかえましょう。
このように両手を使って、しっかり赤ちゃんを抱えることで、耳にお湯が入らないようになるだけでなく、赤ちゃんを落とすこともないです。
赤ちゃんがお風呂に落ちたらどうすればいいの?

もし赤ちゃんがお風呂に落ちた場合は、すぐに応急処置をしましょう。
応急処置のポイントを4つご紹介します。
- すぐに泣いて、元気があって、食欲もある場合
- 水に浮いていて、助け出したら意識があった場合
- ぐったりしていて、意識がなく、呼吸が弱かったり、呼吸がなかった場合
お風呂で赤ちゃんを落としてしまって、すぐに助けた後、大声で泣いていつも通り食欲があって、元気な場合はそこまで心配することはないです。
ただごく稀ですが、後から意識障害が起こる赤ちゃんもいるので気をつけてください。
赤ちゃんがお風呂に落ちたらその日は1日安静にして、2〜3日は赤ちゃんの様子をしっかりと確認します。
お風呂から助け出した後、水を吐かせます。
服を着せてあげて、体を温めて落ち着かせてください。
しばらく呼吸や意識の確認をします。
もし時間が経ってから呼吸の状態が悪くなったら、必ず病院を受診してください。
大至急、救急車を呼んで、病院へ急いでください。
救急車を待っている間は、人工呼吸や心臓マッサージを行います。
赤ちゃんがお風呂の水飲んだらどうすればいいの?

赤ちゃんがお風呂の水を飲む場合は、自分で飲んじゃうという場合とお風呂に落ちて飲み込んでしまうという場合があります。
自分で飲んでしまう赤ちゃんは結構多いと思います。
しかし、お風呂の温度は40度くらいですよね。
この温度では殺菌できない種類の金がたくさんいます。
しかも、その温度の環境では増えてしまう菌もいるのです。
追いだき機能があると、2日間お風呂の水を替えないという方もいらっしゃると思いますが、お風呂をよく見ると白いものが浮いていたり、濁ったりはしていませんか?
そのため、赤ちゃんを入れるお風呂はできるだけ毎日お風呂の水を替える方がいいです。
赤ちゃんは結構お風呂のお湯を飲んでしまう子が多いですが、毎日お風呂のお湯を替えているならそこまで心配することはありません。
では、お風呂に落ちた赤ちゃんが水を飲んでしまっていた場合です。
赤ちゃんをお風呂から助け出したら、うつ伏せにしてから肩甲骨の間を叩いて水を吐かせてあげましょう。
水を吐かない場合は無理に吐かせることはありませんが、様子を見て落ち着いたら病院を受診してください。
まとめ
赤ちゃんをお風呂へと入れるときは、しっかりと抱きかかえて落ちないようにしましょう。
それでも、もし湯船に落ちてしまったら、紹介した応急処置を実施してください。
水を飲み込んでいた場合はできるだけ吐き出させて、吐かなかった場合は無理に吐かせようとはしないようにしましょう。
水を吐かなかったら、様子を見てから病院を受診してくださいね。
お風呂のお湯を赤ちゃんが飲んでしまったという場合は、できるだけお風呂のお湯を清潔にするためにこまめに掃除をし、お湯を毎日入れ替えるようにしましょう。