
赤ちゃんがいびきをかくことってありませんか?
赤ちゃんなのにいびきをかいていると心配になりますよね。
そこで赤ちゃんがいびきをかく原因や病院に連れて行った方がいいのかなどについて詳しくご紹介いたします。
赤ちゃんがいびきをかく原因ってなに?
赤ちゃんがいびきをかくときは何か原因があるのですが、原因は1つだけとは限りません。
様々な原因があるため、それぞれ原因をご紹介いたします。
- 咽頭扁桃の肥大が原因である場合
- 口蓋扁桃の肥大が原因である場合
- 鼻の病気やアレルギーという場合
赤ちゃんから小学生くらいまで多いいびきの原因の1つに「咽頭扁桃の肥大」というものがあります。
原因は鼻の奥にある鼻腔の通り道が免疫システムを正常化するために肥大するからです。
これが原因で空気の通り道が狭くなってしまいます。
免疫などが未発達である赤ちゃんにはよくあるのです。
こちらも赤ちゃんから小学生くらいまでに多い原因になります。
「口蓋扁桃の肥大」とは舌の付け根部分にある扁桃腺のことを指します。
大人でも扁桃腺が腫れてしまう方もいらっしゃいますよね。
これは喉を圧迫してしまうため、空気の通り道が狭くなってしまい、いびきをかくことにつながってしまいます。
さらに、口蓋扁桃肥大の際は痛みも生じてしまうので、食べ物を食べることも難しくなってしまうのです。
特徴として医療に詳しくなくても、比較的気付きやすいという点があります。
赤ちゃんでもアレルギーを発症してしまう子が増えてきているので要注意です。
原因としてはダニとハウスダストなどが挙げられます。
アレルギーがある場合は鼻腔が閉じてしまうため鼻が詰まった状態になります。
そのためいびきをかきやすくなってしまうのです。
日常的にいびきをかくようだと、鼻水や鼻づまりも症状として現れる場合があります。
この症状が出てくるとアレルギーを疑うことも必要になってきます。
赤ちゃんのいびきが酷いなら病院って行くべき?

どの症状が出るかにもよりますが、症状によっては病院へ行ったほうがいい場合があります。
それぞれの症状ごとにご紹介いたします。
- 鼻づまりが原因の場合
- 扁桃腺肥大が原因である場合
いびきの原因が鼻づまりの場合は、こまめに鼻水を取り除いてあげてください。
対処法としては蒸しタオルを鼻の上に置いてあげる方法がありますが、あまり熱すぎると火傷をしてしまうため、温度には十分気をつけましょう。
赤ちゃんだと自分で鼻がかめないため、市販の鼻水吸引機を使用する方法もおすすめです。
鼻水の色が透明でサラサラの状態が続くようなら、アレルギーの疑いがあるため、アレルギーの原因を特定して取り除かなければいけません。
いびきの原因が扁桃腺肥大である場合は、成長とともに小さくなるため影響を及ぼさなくなるとも言われています。
しかし、睡眠時無呼吸症候群を起こしていた場合や、扁桃腺肥大で高熱を繰り返している場合は、赤ちゃんの成長に悪影響につながってしまいます。
そのため、手術により扁桃腺を取り除く場合もあるのです。
手術が必要であるかなどについては医師の診察が必要なため、赤ちゃんの様子でおかしいなと思う場合はかかりつけ医に相談するようにしてください。
赤ちゃんのいびきは何科に行くの?

赤ちゃんのいびきは小児科で診てもらうことが可能です。
しかし、いびきの専門家は耳鼻咽頭科になります。
上で説明した原因の他に、アデノイド肥大というものがありますが、こちらの場合も耳鼻咽頭科を受診してください。
アデノイド肥大は赤ちゃんから6歳頃までのピークに向かって症状が悪化してしまう恐れがあるのです。
そのため、寝ているときにいびきをかいていたり、口呼吸をしていたりした場合は受診することをおすすめします。
まとめ
赤ちゃんなのにいびきをかくの!?と思うかもしれませんが、何か原因があることでいびきをかくことがあります。
赤ちゃんのいびきには様々な原因があるため、分からない場合は耳鼻咽頭科を受診してみてください。
扁桃腺肥大が原因だと、場合によっては手術をしないといけない場合もあるため、要注意になります。
赤ちゃんの様子をしっかりとチェックしてあげて、いびきをかいている場合は、鼻水や鼻づまりがないかなど確認してあげてくださいね。
アレルギーだった場合は、原因となるアレルギーを取り除くことも必要ですので、こちらの場合も病院を受診するようにしましょう。