
小さい子供が言うことを聞いてくれないとき、どのような叱り方がいいのか、悩んでいる子育て中のお母さんは多いと思います。
私の妹は、今、5歳と3歳の子供を育てている最中。
子供のいい叱り方が分からないと相談を受けています。
そこで、子育てで効果的な叱り方を、自分の経験から考えてみました。
参考にしてみてくださいね
子育てで叱り方に困るのはどんなとき?
妹の子供は、5歳になったばかりの男の子。
やんちゃざかりなので、思いがけない行動をすることも多いそう。
出かける時間になっても、なかなか服を着ようとしない、
おもちゃを部屋中に散らかして片付けない、
気分が乗らないと、ご飯を食べようとしない、などなど。
とくに旦那さんが優しい性格なので強く叱れないそうです。
そこで、妹がガツンと叱ると、泣き出してしまって、
余計に大変な騒ぎになってしまう、と子育てに困っていました。
子供の叱り方で戸惑う理由のひとつが、
相手がまだ小さいということ。
言葉で言い聞かせても、
なかなか分かってもらえないですよね。
大きな声で叱ると、泣きわめいてしまい、
収集がつかなくなって大変な状態になることも…。
子育ては、家のなかだけではないから余計に大変!
私自身、上手な叱り方ができずに、
人がたくさんいるスーパーやレストランで、
周りの人に迷惑をかけてしまったという思い出も。
自分も子育て中、上手な叱り方が分からず悩んでいましたが、
みんな同じことで困っているんですね。
子育てで大切なのは子供の目線に立った叱り方
私が子育てをして、大切だなぁと思ったのは、子供の目線に立つこと。
子供は、子供にしか分からない、興味の世界があります。
だから、大人にとって良くないことでも、
子供にとっては好奇心からくる行動なので、ただ叱ればいいのではない、それが分かってきました。
- そのときに叱るのが効果的
- 大声で怒鳴る叱り方はNG
- どうしてダメなのか説明する
- 上手にできたときは、たくさん褒める
子供は、目の前にあることに興味を持ちます。
なので、時間がたってしまうと、
何が悪いのか理解することができません。
周囲の目を気にして、その場では叱らず、
あとで、「あのときは…」と説明するのは、
いい叱り方ではありません。
できるだけ、そのときに叱るのが、子育てで大切になるんです。
子供が危ないことをしたとき、
イライラして大声で怒鳴ることも。
私も、怪我をして欲しくないと、声を荒げてしまった記憶が。
お母さんがイライラして怒鳴ると、子供は怖いと感じてしまいます。
感情的にならないように心がけると、
だんだん言うことを聞いてくれるようになりました。
子育て中のお母さんは、忙しくて時間に余裕がありません。
ついつい、「バカ!」「ダメ!」と、短い言葉で片付けてしまいがち。
それでは、子供は、どうして怒られているのか分かりません。
最初は、こんな小さな子供に、説明しても分かるだろうか、
私自身、そう思っていました。
でも、何度も粘り強く説明しているうちに、
子供の自然にダメな理由を理解してくるんです。
「子供だから…」と、決めつけ過ぎないのが、
子育て中のお母さんの叱り方のポイントだと実感しました。
子育て中のとき、余裕がなくなってくると、
叱り方ばかりを考えてしまいます。
私自身、叱り方にばかり目がいっていた時期がありました。
子供は、お母さんから褒められると、とてもうれしい気持ちになります。
お母さんに喜んでもらいたいという気持ちから、
行動が変わってきます。
叱ったあとに、上手にできたら褒める、
これをセットに考える叱り方が、
子供の成長のために効果的でした。
まとめ
子育てをしているとき、叱り方ひとつで、子供の反応が変わります。
できるだけその場で叱り、理由をきちんと説明する。
大声を上げないで、上手くできたらきちんと褒める。
このようなことを意識するだけで、
子供が成長するのに効果的な叱り方ができます。
ぜひ、試してみて下さね。