子どもは二人いますが、共に断乳をしてからの夜泣きが酷かったです。
断乳する前は、泣けばお乳をあげて寝かす事が出来たのですが、断乳してからはそれが出来ません。
どうにかして再度寝かす事が余儀なくされます。
お乳をあげて寝かしつける事ができなくなるのです。
赤ちゃんの夜泣きが断乳後酷くなって、、、
泣くと真っ暗なの中抱いてあやしました。それは数分で終える事もあれば数十分かかる事もありました。
そして辛かったのが、ようやく私も寝る事が出来た頃には又泣き始めると言う恐ろしいループの時間だったのです。
夜中泣くと基本的には電気も点けずに真っ暗な状態であやしました。
時たま、どこで泣いているのか、どちらが頭か分からない時、取り合えず自分がお茶を飲もうと思った時にはスマホを点けたり、遠いキッチンの電気を点けたりしていました。
あまり明るいと子どもの目が覚めてしまう事を嫌いました。
同時に私の目も覚めてしまわない様にしないといけません。
ゆっくり休んで明日の仕事に備えないといけないからです。
ただ、泣いている事も分かっているし、起きなくてはいけないと思うのですが、やはり何度も何度も数日間に渡って睡眠を障害されるとイライラは募ります。
赤ちゃんの夜泣きを辛くて無視、、、でも自己嫌悪に、、、
何が原因かは分かりませんが、「何をそんなに泣く事があるんだろうか」と思ってしまい、抱く事もせずに自分が枕や布団で耳を塞いでタヌキ寝入りをする事もありました。
何回かに一回はそのまま子どもがもう一度寝てくれる事もありました。
翌朝ラッキーと思うのです。
勿論、そんな毎日思う様にはいきません。
放置していると途中で大変申し訳ない気持ちになって「ごめんね」と言いながら抱き上げます。
自己嫌悪に陥るのです。
二人目の時は、「このまま泣かせていても行けそうだな」と言う感覚と、「抱っこしないとしのげないな」と言う分別が付く事もありました。
この微妙な差異は旦那には分かるはずもなく、自分の中の些細な泣き声を察知する感覚でした。
そもそも旦那は子どもの夜泣きではなかなか起きません。
こんなに泣いているのに、よく寝ていられるなと思う反面、私がないとこの子が本当に何かあった時に気付いてあげる事が出来ないと恐怖心を感じました。
赤ちゃんが夜泣きがギャン泣きでもあまり外に漏れないことがわかって、、、。
自宅は分譲マンションです。
夏場は窓を全開にして寝ている事も多々あります。
それでも、泣いているのを放置して苦情が来る事もありません。
あまり近所付き合いもないので「昨晩大変だったね」と話す事もありませんでした。
一度、私が外出中に子どもが泣いていた様子で、帰宅すると旦那の腕の中で子どもがギャン泣きしている事もありました。
その時もかなり玄関に近付かないと聞こえない程でした。
帰宅して「この音量で泣いていたの?」と聞いて、そうだと返事がありましたが、玄関を開けるまでギャン泣きとは気付きませんでした。
確かにどこかで泣いているなと言う程度しか聞こえないのです。
きっと夜中、窓を開けていても、泣いている声は聞こえていないんだろうなと思いました。
よって、苦情が来ることもなく過ごしています。
たまにTVのニュースや漫画では隣近所の人が怒鳴りこんでくる事もある様子ですが、そんな事されたら気が狂ってしまいそうだと思います。
皆、夜泣きを経て大きくなっているのに、それを棚にあげて泣く子をだまさせろと言うのは困ったものです。
「この泣いている子を泣きやませたいのは隣人のあなたよりも親の私です」と言いたくなります。
2歳半を過ぎましたが、未だに夜泣きは月に数回あります。
おぶって外を歩く程ではありませんが、抱き寄せて母がここに居る事を伝える必要はあります。
長男は泥の様に寝ています。
むしろ揺すり動かしても起きません。
その内に次男もこんな寝方になるんだろうなと思い、もう少しのこの時期をダルがりながらも愛おしい時間と思って過ごしています。