出産すると慣れない育児生活が始まります。
そして避けられないのが「赤ちゃんの夜泣き」です。
特に、新生児は昼、夜の時間の区別がつかず、むしろ夜よりも昼間の方がスヤスヤ眠ってしまい、夜になると活動的になるということがとても多いので、近隣の方に対してとても神経を使う時期だと思います。
そこで、大切なのは、ご近所への挨拶防音対策などですね。
まずは夜泣きしてなくてもご近所への挨拶は大切!
まずおすすめしたいのが、ご近所への挨拶です。
マンションなどの集合住宅に住んでいる場合は、出産前に上階、下階、両隣の住民の方々に
「前もって挨拶をしておく」
ことです。
出産してからは赤ちゃんのお世話もありますし、それどころではなくなるので、
産まれる前に
これから赤ちゃんが産まれます。
夜泣きなどでご迷惑をお掛けします。
申し訳ありません。
と筋道と通してしっかりと挨拶をしておくことです。
タオルなどのちょっとした粗品を渡しておくのも良いかもしれません。
そうすると、
”礼儀正しくしっかりしているという”
印象を与えることができますので、夜中に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきても、
「仕方ないな」
と目をつぶって頂けることが可能になります。
同じように泣き声が聞こえてきても、事前の挨拶が全くないと、単に「うるさい」と思われてしまうだけかもしれません。
そして、近隣で子育て経験者の方がいるかもしれませんが、育児を終えてしまっている場合は、どのタイミングで夜泣きがある程度落ち着くかという目途も、忘れてしまいがちです。
そして、夜泣きは
「生後〇〇か月でなくなる」
とはっきり保障できるものでもありません。
赤ちゃんが具合悪いときや眠れないときなど、泣いてしまうこともあるかと思うので、期間は長く設けて
「これから1年くらいは夜泣きしてしまうかもしれない」
とい可能性を示唆しておくと良いです。
夜泣きには防音シートも効果的!
部屋の中の防音対策としては、床にコルクマットを敷くと多少は音漏れが軽減できるようです。
声は、上から下に漏れてきやすいので、防音マットを敷くことで、精神的負担も多少は軽減できます。
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あとは、両隣の住民に対しては、壁に何か設置するというのは現実的には難しいと思うので、赤ちゃんが泣き始めたら部屋の中心あたりに移動すると、多少は泣き声が聞こえにくくなります。
窓があれば、防音シートを貼って対応することも可能です。
ホームセンターなどで販売されており、手軽に手に入れることができます。
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赤ちゃんの夜泣きは、赤ちゃんに対してと近隣の方に対して、両方に気を使わなければならないので神経を遣いますが、具体的に対応できる方法を取り入れていくことが大事だと思います。
夜泣きが泣き止む方法を模索しよう!
次に、夜泣きしてしまったときに、
「これをすると泣き止む傾向がある」
という方法を事前に見つけておくことです。
いきなりは見つけられないと思うので、赤ちゃんと一緒に試行錯誤しながら方法を模索していくことになりますが、赤ちゃんにとって「安心感を与える」ということが、泣き止む一番の近道だと思います。
一口に夜泣きと言っても、理由は色々とあります。
お腹がすいていたり、オムツを替えて欲しいという身体的な欲求の他にも、気持ちが不安だったり、発熱する前だったりと、理由は様々です。
なので、夜泣きが始まったら、そこから無理にまた寝かしつけしようと思うのではなく、ガラッと気分を変えてあげることも有効です。
夜中にそのように起きだすのは、対応する側としては身体的にも精神的にも大変だとは思いますが、早く泣き止めばその方が安心です。
赤ちゃんを抱っこして他の景色を見せてあげたり、授乳することで気持ちが落ち着くのであれば授乳してみたり、「大丈夫だよー」などと声掛けをすると、赤ちゃんも安心します。
生後間もない赤ちゃんは視力もあまり良くないので、余計に不安になるようです。
ですので、そこで安心できる人に抱っこしてもらえると、気持ちがとても落ち着きます。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きはどうしても避けられないもの。
だったら夜泣きが始まる前からご近所へ
”ご迷惑おかけするかもしれません”
と事前に挨拶をしておくと心象もよくなります。
ホームセンタなどにある防音シートなどを利用して対策をしたり、赤ちゃんがどうやったら泣き止みやすいかなどを模索して、できるだけ赤ちゃんの夜泣きで近隣トラブルにならないうようにしましょうね