
子供の夜泣きは本当に辛いものだと思います。私も子供が1歳の時に夜泣きのピークでとても辛い思いをしました。
夫は子育てに対して協力的ではなく、どちらかと言うと嫌がられていました。
夫は昼間も夜も仕事をしていたため、子供の夜泣きで目が覚めると
睡眠時間が少ないのに子供の夜泣きで起こすな、早く泣き止ませろ
などと言いとても怒るので夜泣きをされることに私はとても苦しい思いをしていました。
赤ちゃんの夜泣きに罵声を浴びせる夫にイライラ
夜泣きは子供が悪いわけでもないのに泣かれるたびにイライラしてしまい、時には私の方が涙が止まらないこともありました。
こんな辛い思いをするなら子供を産まなければよかったと思ってしまったこともたびたびあり、私は自分を責めてしまいました。
昼間は泣かれてもイライラしないのに夜泣きをされる私自身の睡眠時間も少なく、夫からの罵声もあり、イライラしてしまう毎日を過ごしていました。
とても精神的にも辛かったです。
周りのママ友に相談すると協力的な旦那さんが多いのか、
夜泣きをしたら旦那が抱っこして寝かしてくれるよとか
途中で交換してくれる
などの幸せな意見ばかりで私の心を苦しめるような幸せな意見しか返ってこなくて、解決策は見つかりませんでした。
もしかしたら、ママ友も辛い思いをしていたのかもしれないけど、そんなことを言いたくないから幸せな意見しかなかったのかもしてないです。
そこは私にもわかりません。
ママで全然辛くない人はいないと思いますから。
赤ちゃんが夜泣きすると夫に気を使い川原へ

夜泣きで一番、記憶に残っていること。
それは夜中に夜泣きをされて、夫にも罵声を上げられ家にいれなくなった私は小さな子供をおんぶして自転車に乗り、二人で泣きながら川に行ったのを昨日のように思い出します。
何を思って川に行ったのかは覚えていません。
もしかしたら私は鬱状態だったのかもしれません。
今思うととても怖くなります。
何を考えていたのかわからないのですから。
その時のわたしを助けてくれていた言葉がありました。
母に言われていた言葉です。
赤ちゃんが夜泣きして頼るのはあなただけだから!と言われ、、、

子供はね、汚れもないきれいな世界から何もわからないこの世界に来たんだよ。
そこで頼れるのはあなただけで言葉も話せないから泣くことでしか伝えられないの。
あなたが一番の理解者であなたを信頼しているから泣くのよ。
そして、あなたと○○(子供の名前)は一つに繋がっていた、あなたの体の一部だったのよ。
今は理解がしてあげれないかもしれないけど、この子を理解できる時が来るように一生かけて、頑張ろうよ。
と励まされました。
この言葉を聞いて、母もこんな思いをして私を育ててくれていることを知りました。
それからは夜泣きをしたときに一緒に泣いたりすることを我慢したりしないで自分に素直になり子供に向き合いました。
子供も幼稚園生になり、「ママに元気をあげるね」と言ってくれる優しい子に育っています。
当時の私に言いたいことは「素直に子供に接して大丈夫!」と言いたいです。
素直に向きあうことで見えてくることがあるということ。
私だけが辛い思いをしているのではなく世の中のママたちみんなが何かしらのを抱えながら子育てをしているということを忘れないでと言いたいです。
私を育てた母もいまだに子育て中といいます。
子育ては一生だよ、死ぬまで終わらないと笑って話してくれます。
確かに子育ては一生だなと思いました。
夜泣きを一生のうちの通過点でしかないです。
一生で考えたら大したことではないと思えます。
母のようにいつか私も笑って子供に話す日を夢見ています。
子供もいつか私のように悩む時がくるのかもしれません、
その時は母の言葉を子供にも話そうと思っています。
こんなことがあったといつか子供に話して笑いたいです。
夜泣き、それは大変なことですが、成長のあかしなんだと今は思います。