

縁日や幼稚園などの夕涼み会やたなばた祭り、近所の盆踊り大会や花火大会など。
これらの楽しい行事にかかせないのが浴衣ですよね。
子供の浴衣姿って大人とは違ってまた違った可愛さがありますよね。
みていてほほえましいものです。
しかし子供の浴衣の着付けって本当に大変ですよね。
いくら造り帯などが主流になってきたとはいえやはり着せなれないものですからかなり苦戦するお母さんも中にはいるのではないでしょうか。
そこで今回は浴衣の着付け方のあれこれについて見ていきたいと思います。
子供の浴衣おはしょりが長いのは変?
まずはじめに、おはしょりとは浴衣の帯の下にぴらんと浴衣の布が5センチほど出ている部分のことを言います。
最近ではおはしょりなしで浴衣を着ているかたもちらほらいたり、もともとおはしょりが作ってある浴衣が売り場に見受けられますね。
昔ほどおはしょりがないと絶対に変だ!
せっかくの浴衣姿が台無しだ!というような考えが薄れてきているのかもしれませんね。
私個人の意見としてはやはり大人の浴衣姿でも、子供の浴衣姿でもおはしょりがあったほうがバランスがよく、きれいで素敵な浴衣の着こなしに見えるとは思います。
さて見出しの子供のおはしょりが長いのは変?に戻りますが、
やはりおはしょりが長いと、ないのとはまた違ってバランスが悪くだらしなく見えてしまう気がします。
やはり自分の子供にはかわいく浴衣を着付けてあげたいものです。
しかし浴衣を着付け慣れていない以上調節が難しいですよね。
もともとおはしょりがあるものを購入したり、帯の下になる部分で少し仮縫いして糸で留めてしまうのも手ですよ。
見えない部分になるのできれいに縫えなくても大丈夫です。
もしも仮縫いした際には折り目が残ってしまうので、浴衣を脱いだ際には必ず縫い糸を切ってほどくことを忘れないようにだけ注意してくださいね。
バランスよくおはしょりを作ってあげてくださいね。
どうしても浴衣に縫い目をつけたくなくておはしょりが長くなってしまう場合は腰ひもを少し高めの位置でくくってあげるとうまくいきやすいです。
バランスを見ながらかわいく着付けてあげてくださいね。
子供の着付け 丈が長かったらどうするの?
子供の浴衣の丈はくるぶしが見えるくらいの短めがおススメです。
普段着と違い歩きにくかったり、裾がすれたり汚れたりしやすいからです。
では子供の浴衣の丈が長い場合はどうしたらいいのでしょう?
浴衣って大人でもそうですが着る機会は夏祭りや花火大会など年に数回しかないですよね。
大人なら一度購入すれば少し体系に変化があったとしても洋服と違ってよっぽどのことがない限り、何年にもわたって着用することができます。
しかし子供はそういうわけにはいきませんよね。
夏の間に1回多くても数回しか着るきかいのない浴衣。
次の夏までに思った以上に大きくなっているなんてことは子供の場合ザラにありますよね。
そのため子供用の浴衣はぴったりのサイズではなく少し大きめのサイズの浴衣を購入することも多いのではないでしょうか。
そのため子供の浴衣を着せてみると丈が長かった!
なんてこともあると思います。
そんなときは上記にもでてきたおはしょりで浴衣の丈を調節します。
おはしょりとは浴衣の丈を調節するために作るものです。
子供が歩きやすい浴衣の着丈になるように上手に調節しながらかわいく浴衣を着付けてあげてくださいね。
子供の浴衣の着付け 見栄えよく腰上げするには?
腰上げは丈の長い浴衣を子供の身丈ぴったりに調節する方法です。
子供自身の身丈と浴衣の着丈の長さを測り、その差を計算して出します。
腰上げの幅はその差の半分になります。
腰上げのあげ山を決めそのあげ山の折り目部分を一度アイロンをあてて折り目をしっかりとつけてあげることによってより一層きれいに腰上げをすることができます。
下記のリンクからわかりやすい動画で腰上げの方法が説明されています。
参考にしてみてはいかがでしょうか?
続きはこちら↓
まとめ
子供の浴衣姿ってほんとうに可愛いものです。
着付けは思っているほど難しいものではありません。
きれいに浴衣を着付けてあげることで、お子様の浴衣姿もぐんっと可愛さが増すのではないでしょうか?
これから浴衣を着ての楽しいイベントがたくさんあります。
お子様とのこの時期にしかない楽しい思い出がたくさんできるといいですね。
きっとお子様も着物を着付けてあげるとすごく喜んでくれることまちがいなしだと思います。
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